不動産売却の流れとは?ステップごとのポイントを解説

不動産売却の流れは、まず相場調査から始まり、査定を依頼し、物件調査後に納得すれば媒介契約を締結して売却活動を開始します。活動中は広告掲載や内覧対応を行い、購入希望者と売買契約を結び、最終的に引き渡しを行います。
売却前に相場を確認することが大切で、適正価格で売り出すことで悪徳業者を避けやすくなります。また、媒介契約には複数の種類があり、それぞれの特徴を理解して選ぶことが重要です。
目次
不動産売却の流れ

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不動産を売却する場合、はじめに相場を調べます。それを終えたら、不動産会社に査定および物件調査を依頼します。提示された見積もりの内容に納得がいくようであれば、媒介契約を締結し、売却活動を始めます。
そして、買主が現れたら、売買契約を締結し、引き渡しを行います。以上が不動産を売却する際の一般的な流れとなります。
こちらでは、不動産売却の流れについて、詳しくご紹介します。
◇1. 相場を調べる
不動産を売却する場合、不動産会社に査定を依頼する前にお客さまご自身で相場を調べます。その理由として、相場よりも高額の価格で売り出しても売却できる可能性は非常に低いためです。それに対し、相場を把握し、適正価格で売り出すことにより、売却できる可能性は高まります。
なお、相場を調べる方法として、国土交通省が公開している「不動産情報ライブラリ」もしくは不動産流通機構が公開している「レインズ・マーケット・インフォメーション」がおすすめです。
◇2. 一括査定を依頼する
相場を調べ終えたら、不動産会社に査定を依頼します。査定は不動産会社への依頼の他にも、不動産一括査定サイトの利用でも行えます。どちらの場合であっても、基本的に査定は無料で行えます。
なお、査定結果に納得がいかないようであれば、契約する必要はありません。
◇3. 不動産会社が物件調査
査定を終えたら、不動産会社に物件調査を依頼します。物件調査は訪問査定と机上査定とがありますが、売却する意思がある場合はより精度の高い訪問査定をおすすめします。
なお、訪問査定の際は土地、建物、権利関係、法律関係、インフラ、管理状態、周辺環境の確認の他にも、所有者へのヒアリングを行った上で査定額を算出します。
◇4. 不動産会社と媒介契約締結
提示された見積もりの内容に納得がいくようであれば、不動産会社と媒介契約を締結します。
媒介契約は一般媒介契約、専属専任媒介契約、専任媒介契約があり、基本的にお客さま自身で自由に選択できます。そのため、不動産会社と媒介契約を締結する際はそれぞれの特徴やメリット・デメリットを把握しておくと安心です。
◇5. 売却活動をする
不動産会社と媒介契約を締結したら、販売戦略を立てた上で売却活動を始めます。それに沿い、不動産情報サイト、自社サイト、顧客へのDM、住宅情報誌、ポスティング、店頭などに広告を掲載します。
そして、内覧を希望する方が現れたら、その対応を行います。購買意欲を高めるためには不動産の整理整頓・掃除、スリッパの用意などをしておくとよいでしょう。
◇6. 買主と売買契約の結ぶ
購入希望者が現れたら、売買契約を締結します。
この際、土地・建物登記済証または登記識別情報、印鑑証明書、固定資産税・都市計画税納税通知書、パンフレット・管理規約・管理組合総会議事録、建築確認通知書・検査済証、測量図・建物図面・建築協定書、物件状況等報告書、設備表、印紙または印紙代、本人確認書類などが必要となる可能性が高いです。
場合によってはこれらの準備に時間がかかる可能性があるため、事前に準備しておくとよいでしょう。
◇7. 買主に引き渡しを行う
購入希望者と売買契約を締結し終えたら、登記関連書類を確認し、不動産会社に仲介手数料を支払います。そして、抵当権抹消の手続きを終えたら、鍵や書類の引き渡しを行います。
この際、銀行口座書類、抵当権等抹消書類、住民票などが必要となる可能性が高いです。
不動産売却前に確認しておきたいポイント

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こちらでは、不動産を売却する前に確認しておきたいポイントについて、それぞれ詳しくご紹介します。
◇売却価格の相場
不動産を売却する際は査定を依頼する前にお客さまご自身で売却価格の相場を確認しておくと安心です。これにより、不動産会社から提示された査定額が適切であるかどうかを判断できます。
残念ながら、不動産会社の中には契約を得るために相場よりも高額な査定額を提示してくるところも存在しています。売却価格の相場を把握しておくことにより、悪徳業者と呼ばれるような信頼性の低い不動産会社を見極める際のひとつの判断材料となります。
◇どの媒介契約が適しているかを見極める
媒介契約は一般媒介契約、専属専任媒介契約、専任媒介契約があり、基本的にお客さまご自身で自由に選択が可能です。そのため、どの媒介契約がご自身に適しているかを見極める必要があります。
・一般媒介契約
複数の不動産会社に仲介を依頼できるため、自由度が高く、制限が少ない一方で不動産会社が積極的に売却活動を行ってくれない場合があります。
・専属専任媒介契約
仲介を依頼できる不動産会社は1社のみのため、積極的に売却活動を行ってくれる可能性が非常に高いです。
・専任媒介契約
専属専任媒介契約と同様に仲介を依頼できる不動産会社は1社のみですが、専属専任媒介契約とは異なり、お客さま自身で購入希望者を見つけた場合は不動産会社に仲介手数料を支払う必要はありません。
そのため、一般媒介契約と比較すると、積極的に売却活動を行ってくれる可能性があります。
さいたま市・上尾市でおすすめの不動産会社を紹介

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さいたま市や上尾市にかかわらず、不動産の売却を検討中であれば、信頼性の高い不動産会社への依頼がおすすめです。
こちらでは、さいたま市および上尾市で不動産の売却を検討中の方に向けて、さいたま市および上尾市でおすすめの不動産会社を3社ご紹介します
◇ハウスドゥ東大宮駅西口 株式会社ティー・ワーク

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ハウスドゥ東大宮駅西口はさいたま市を中心に東大宮エリアへの地域密着型をコンセプトとしています。そのため、お客さまの要望に耳を傾け、お客さまが必要としている情報をより迅速により豊富に提供してくれるでしょう。経験豊富なスタッフが丁寧に対応してくれるため、安心して不動産の売却を依頼できます。
会社名 | 株式会社ティー・ワーク |
所在地 | 〒337-0051 埼玉県さいたま市見沼区東大宮4丁目23-1 エクセル東大宮106 |
電話番号 | 0120-50-2581 |
◇三井のリハウス 東大宮センター

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三井のリハウスは豊富な実績が大きな特徴のひとつです。また、三井のリハウスはお客さまの気持ちを重視しているため、信頼性の高い、丁寧かつ親切な対応が期待できます。そのため、信頼性の高い不動産会社で安心した売却を希望であれば、相談してみるとよいでしょう。
会社名 | 三井不動産リアルティ株式会社 |
所在地 | 〒337-0051 埼玉県さいたま市見沼区東大宮5-39-4 アラキビル1F |
電話番号 | 0120-131-731 |
◇ 株式会社こもれびハウス

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株式会社こもれびハウスは上尾市、北本市、桶川市、鴻巣市に特化した不動産会社です。
株式会社こもれびハウスは一括査定サイト「すまいステップ」の厳正な審査をクリアし、優良店認定されている地域密着エリア特化の不動産会社です。そのため、株式会社こもれびハウスは非常に信頼性の高い不動産会社であるといえるでしょう。
会社名 | 株式会社こもれびハウス |
所在地 | 〒362-0062 埼玉県上尾市泉台2-6-9 泉台ハイツ1B |
電話番号 | 0120-788-767 |
不動産売却の流れは、まず相場を調べた後、不動産会社に査定を依頼します。その後、物件調査を行い、査定結果に納得したら媒介契約を締結し、売却活動を開始します。売却活動では、広告掲載や内覧対応を行い、購入希望者が現れたら売買契約を結び、最終的に引き渡しを行います。
売却前には、相場を確認することが重要です。相場を把握することで、適正価格で売り出し、悪徳業者を見極めやすくなります。また、媒介契約には、一般媒介契約、専属専任媒介契約、専任媒介契約があり、各契約の特徴を理解し選択することが重要です。
信頼できる不動産会社を選ぶことも大切です。さいたま市や上尾市には、ハウスドゥ東大宮駅西口や三井のリハウス、株式会社こもれびハウスなど、信頼性の高い不動産会社があります。